久々のスタジオ撮影
ミセス・オールアバウトの記事で、「窓辺に春を呼び込もう」という感じのコンセプトで、
窓辺に、春ならではの球根植物をスタイリングして、撮影するというもの。
たとえば、こんな感じ。
奥から順に、チューリップ‘アルマーニ’・色々な種類のアマリリス・スイセン‘アーリーセンセーション’
空き缶やピッチャーに植え込んだハーブを、キッチンにあしらったり・・・
ペイントした鉢に植えこんだ草花を、寄せ鉢にしたり・・・
これ以外にも、いくつものシュチュエーションで、
植えこみ方や素材を変えて、スタイリングを行った。
何年も前に、ハウジングメーカーのパンフレットの仕事で、
こういう撮影をしたことが何度かあったが、
最近は、ガーデンの仕事がすっかりメインになっているので、
こういった鉢ものの撮影は、All Aboutの記事用に自分で撮影する程度。
きちんとカメラマンさんにお願いして、スタジオを使ってというのは、久々の仕事。
朝8時から、かなり集中して鉢植えを作ったり、位置を調整したりといった作業。
それで、気付くとクライアントの方・代理店の方達の視線が、
一斉にこちらに向けられていたり、
自分もちょっと被写体になったりして・・・
普段の仕事より、内容的には全然楽なはずなのに、
ふう~、疲れた。
本当に数年ぶりだったので、
最近は、デジタルカメラで撮影したものが、
リアルタイムでPCのモニターで確認できてしまうのだということを、
今日、知ってしまった・・・
シャッターを押すたびごとにモニターの写真が入れ替わっていくので、
気になるところがあったら、カメラマンさんの手を止めていただいて、微調整することができる。
本当に便利。
上の写真で、何かを覗き込んでいるように見える方たちは、
クライアントの方々で、その写真をモニターでチェックしているところ。
昔は(といっても、10年も経っていないはず)、
「これだ!」というショットをポラロイドで試し撮りして、
それをクライアントの方に確認していただいて、
それから本番という感じだった。
しかも、そのポラロイドも、デジカメみたいにパシャパシャ撮るわけにいかないから、
スタイリングする私たちも、ポラロイドを撮る前に、
何度もファインダーを覗かせていただいて、角度を微調整したりして、
「ここ」って決まるまでに、ずいぶん時間をかけていたりしたよな~
と、帰りの車の中で思い出した。