箱根湿生花園
友人と二人で箱根へ観光に行く。台風が接近していて、今週はずっと天気が悪そうな予報だったが、雨が降り始めるまでにまだ間がありそうだったので、まず、箱根湿生花園へ。「仙石原で植物に関する仕事をしているのだから、一度は行かなくては」と思いつつ、なかなか行く機会が持てずにいた場所。星の王子さまミュージアムとは、すぐ近くなのに。秋も深まって、ようやく初めて訪れることができた。
園内は8つのエリアに分かれていて、湿性植物から高山植物まで幅広い品種の植物を見ることができる。
サラシナショウマが咲いていた。夏の、もう少し早い時期に咲き終わるのかと思っていたが、以外に花期が長いことに気づく。
ここから先は、仙石原湿原植生復元区。より自然に近い植生を見ることができて、すごく参考になる。
オミナエシ(黄)ワレモコウ(あずき色)トネアザミ(タイアザミ:ピンク)の他に、ススキなどが入り混じっていて美しい。トネアザミのうつむきがちに咲く花がかわいい。
この時期の湿原は、もっと単調な植生になってしまうのではないかと思いこんでいたが、全然そんなことはなかった。そして、同じ湿原の中でも、少しずつ群生をなすメインの植物が入れ替わっていく。2~3歩進むごとに、サワギキョウの紫が強くなっていったり、それがフェードアウトしていくと、今度は、ワレモコウのあずき色が多くなっていったりと、ちょっとずつ景色が移り変わってゆく。人間が、来園者を飽きさせないようにと計算して、そんな風に植栽するよりも、自然のほうが、ずっと自然にそういうことをやってしまって、しかも、当然、美しい。
少しでも、自分のガーデンがそれに近づけるように、少しでも参考になるように、と思いながら、この湿原の様子をカメラにおさめる。
この後、仙石原のススキを眺めながら星の王子さまミュージアムへ行き、観光客気分ですっかり楽しんだあと、ポーラ美術館へ。
園内は8つのエリアに分かれていて、湿性植物から高山植物まで幅広い品種の植物を見ることができる。
サラシナショウマが咲いていた。夏の、もう少し早い時期に咲き終わるのかと思っていたが、以外に花期が長いことに気づく。
ここから先は、仙石原湿原植生復元区。より自然に近い植生を見ることができて、すごく参考になる。
オミナエシ(黄)ワレモコウ(あずき色)トネアザミ(タイアザミ:ピンク)の他に、ススキなどが入り混じっていて美しい。トネアザミのうつむきがちに咲く花がかわいい。
この時期の湿原は、もっと単調な植生になってしまうのではないかと思いこんでいたが、全然そんなことはなかった。そして、同じ湿原の中でも、少しずつ群生をなすメインの植物が入れ替わっていく。2~3歩進むごとに、サワギキョウの紫が強くなっていったり、それがフェードアウトしていくと、今度は、ワレモコウのあずき色が多くなっていったりと、ちょっとずつ景色が移り変わってゆく。人間が、来園者を飽きさせないようにと計算して、そんな風に植栽するよりも、自然のほうが、ずっと自然にそういうことをやってしまって、しかも、当然、美しい。
少しでも、自分のガーデンがそれに近づけるように、少しでも参考になるように、と思いながら、この湿原の様子をカメラにおさめる。
この後、仙石原のススキを眺めながら星の王子さまミュージアムへ行き、観光客気分ですっかり楽しんだあと、ポーラ美術館へ。