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「植木屋」と「gardener(ガーデナー)」

常日頃から、「『オーガニックなガーデニング』ってなんなんだ?」、「どう言えば、多くの人にわかりやすく伝えられるのだろうか?」ということを考えているわけですが、以前からずっと感じていることは、「造園業界の方には特に伝わりにくい」ということ。

例えば、友人同士(異業種の)で話をしていて、「せっかくガーデニングをするなら、健康や環境に良い方法が良いよね?」というと、「そうだよね!」と、すんなり同意を得ることができるのですが、造園業界で仕事をされている方や、大学で造園を学んだ方には、なんだか伝わりにくい・・・

それで、最近、なんとなくわかってきたことは、日本の従来の造園屋さんは、地上部分(目に見える部分)は一生懸命手入れするけど、土の部分(目に見えない部分)は、そうでもないなということ。

オーガニックなガーデニングは、植物が健康に育つことを第一に考えるので、一番重要なのは根っこと土。土の中の有機質を豊富にし、有用微生物をバランスよく整えてあげることで、水分や肥料分を適切に吸収し、免疫力が高まり、病害虫の被害が少なく済むため、結果的に、農薬などの散布量を抑えることも可能になります。この、目に見ない部分にも手をかけてあげることが、なかなか理解されづらいんだよなあ・・・と。

今日、あるプレゼンテーション用の資料を作成していて、イラストや写真を探していたのですが、ふと思い立って、Googleの画像検索で「植木屋」と、「gardener」それぞれの文言で検索してみました。「gardener」というのは、「庭師、植木屋、園丁、庭仕事をする人」という意味で、日本で言ういわゆる「植木屋さん」と、ほぼ同じと解釈して良いと思います。
結果は、以下の通り。


植木屋



「植木屋」で出てくる画像は、脚立にのって、木を切っているイメージが大半を占めていて、土の部分よりも、空に近い部分が強調されています。


gardner.jpg
 


一方「gardener」で出てくる画像は、しゃがんでいる人がほとんどで、地面が強調されています。こちらの方は、一般人も多いので、さらに「professional gardener」で検索し直してみました。


progardener.jpg



そうすると、こんな感じ。脚立にのっている人がいない・・・地に足がついている。

だからどうっていうことでもないのですが、文化の違いだなあと。
これをふまえて、再度、伝え方を工夫してみよう。

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プロフィール

小島 理恵

Author:小島 理恵
GARDENER Q-GARDEN代表取締役
All About 「家庭菜園」ガイド
町田ひろ子インテリアアコーディネーターアカデミー 講師

庭のプランニング・施工・ケアまで一貫して手がけている。四季を通じて植物を楽しむことができるオーガニックな空間づくりが特徴。

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