Aoyama Street Green Project ~1日目~
今日は、「Aoyama Street Green Project(青山通り緑化プロジェクト)」の施工の下準備の日。町田ひろ子インテリアコーディーネーターアカデミー「ガーデニングプランナー科Cクラス」の生徒さん達と、土壌改良などを行った。
このプロジェクトは、青山通り沿道の空き緑地に緑化をし緑の景観修景を実施するというもので、NPO法人渋谷青山景観整備機構(SALF)が行っているもの。その実作業の部分を「町田アカデミーのガーデニングプランナー科」で行わせてもらうことになり、1月より準備をすすめてきた。
私が植物関連の授業を担当するCクラスでは、青山通り沿道のエリアを受け持つこととなり、授業を通して、生徒さん達と共に「青山通りにふさわしい色は?」とか、「どんなイメージの植栽にしたいか」などを話し合い、全体のコンセプトを決め、それに沿って具体的な植物を決め込んでいった。
天気の良い朝9:00、参加者は4名、おだやかに作業が開始された。
植栽予定地には、見るからに土壌の悪そうな部分があり、私が懸念していたとおり、大きなガラがたくさん含まれた固い土壌に悪戦苦闘することに・・・
最初は穏やかだったメンバーたちの表情が、徐々に険しい表情に・・・
掘れば掘るほど建築の残材やコンクリートガラが出てきて、それらが土嚢袋4~5袋くらいになったところで、たい肥を投入。土をしっかりとほぐし、混ぜ合わせた後、植栽のベースとなるコニファーを植栽。
途中に昼食をはさみ、計5か所の除草および土壌改良を行った。「初めてスコップを使う」という人も多く、ただでさえ慣れない作業な上に、固い土と格闘したおかげで、3時のお茶の段階で、皆、かなり疲れ切った様子に。
こちらは、外苑前交差点の近くに設置された花壇のある休憩スペース。
今回は、こちらの植栽も、沿道の植栽とイメージを合わせてリニューアルする予定。明日の作業をできるだけ効率よく行うために、既存の草花を抜き、土壌改良を行うなど、最後の力を振り絞って作業中。
夕方になって、風が強くなり、雲行きもだんだん怪しい様子に・・・
明日、植えられる予定の植物たちも、待機中。
天気予報では、明日は「曇りのち雨」。
作業が終わるまで、天気がもってくれると良いのだが・・・
※写真提供:町田アカデミー 小林剛士 氏