お勤めは?
先日、経理をお願いしているTさんと話をしていたら、話の流れで「小島さんって、お勤めしたのはどれくらい?」と聞かれた。「学校を卒業して入った住友林業緑化㈱に2年と11カ月。その次に入った会社にまる1年。あとは花屋さんでアルバイトぐらいかなあ・・・」と、答えつつ、よく考えてみたら、私ってほとんどお勤めしていないなあと思った。(これまでよくやって来れたなあと、つくづく思う・・・)
会社が休みに入ったので、たまりにたまっている仕事を横目に見つつ、事務所の移転以来、ヒドイことになってしまっている自宅の仕事場を片づけようとする。まずは、読み終わった本の整理ということで、積んである本の気になって折り返してあったところを読み返してみる。(私は、本を読んでいて、気になった部分はとりあえず折り返しておいて、あとでもう一度読んで、響いたところを抜き書きしてPCに保存しておくようにしている。)驚いたことに、震災以前に気になっていた部分は、今、読んでみてもほとんど響いてこない・・・震災前と震災後で、知らない間に自分の意識がこんなに変わっていたものなのだと、改めて気付かされる。
今日、抜き書きしたもののひとつは、こんな感じ。
---自分に与えられた場所からあまり動かないで、そこできちんと仕事をするという、「分をわきまえる」というあり方って、すごく大事だと思う。ぼくがある場所にいるのは、たぶん宿命がぼくをそこに導いたからでしょう。みんな「自己決定」「自己責任」というけれども、ぼくがいましている仕事で「自己決定」できた要素なんて、ほとんどないですよ。ほとんどすべてが「ご縁つながり」ですから。---(『身体知 カラダをちゃんと使うと幸せがやってくる』 内田樹/三砂ちづる)
最近特に、「なぜこの仕事をしているのか?」と、聞かれることも多いし、考えることが多いので、こういう部分が気になるのだと思う。
先に、「よくこれまでよくやって来れたなあ」と書いたが、それこそ、色々な人のご縁で仕事をいただき、その仕事で、新しい方にお会いしたり、お施主様に、次のお客様をご紹介いただいたりと、これといって「営業」らしい営業もしないままに、これまでどうにかやってくることができた。きっと、これから、ますますそういうことが増えていくと思し、今現在も、様々なご縁で様々なプロジェクトが進行中の、実に面白い中にいるのも事実。
自分の中に色々な人の知識や情報が入ってきて、それを、自分なりに発信して、それと呼応するように次の情報が入ってきてという感じで、自分の中をいつスースーと情報が通り抜けていくような、そういうオープンな身体をいつも保っていないといけないなあと、(鍼でコンディショニングしてきて、久々に身体が軽いこともあって)そういうことを、つくづく思う。
会社が休みに入ったので、たまりにたまっている仕事を横目に見つつ、事務所の移転以来、ヒドイことになってしまっている自宅の仕事場を片づけようとする。まずは、読み終わった本の整理ということで、積んである本の気になって折り返してあったところを読み返してみる。(私は、本を読んでいて、気になった部分はとりあえず折り返しておいて、あとでもう一度読んで、響いたところを抜き書きしてPCに保存しておくようにしている。)驚いたことに、震災以前に気になっていた部分は、今、読んでみてもほとんど響いてこない・・・震災前と震災後で、知らない間に自分の意識がこんなに変わっていたものなのだと、改めて気付かされる。
今日、抜き書きしたもののひとつは、こんな感じ。
---自分に与えられた場所からあまり動かないで、そこできちんと仕事をするという、「分をわきまえる」というあり方って、すごく大事だと思う。ぼくがある場所にいるのは、たぶん宿命がぼくをそこに導いたからでしょう。みんな「自己決定」「自己責任」というけれども、ぼくがいましている仕事で「自己決定」できた要素なんて、ほとんどないですよ。ほとんどすべてが「ご縁つながり」ですから。---(『身体知 カラダをちゃんと使うと幸せがやってくる』 内田樹/三砂ちづる)
最近特に、「なぜこの仕事をしているのか?」と、聞かれることも多いし、考えることが多いので、こういう部分が気になるのだと思う。
先に、「よくこれまでよくやって来れたなあ」と書いたが、それこそ、色々な人のご縁で仕事をいただき、その仕事で、新しい方にお会いしたり、お施主様に、次のお客様をご紹介いただいたりと、これといって「営業」らしい営業もしないままに、これまでどうにかやってくることができた。きっと、これから、ますますそういうことが増えていくと思し、今現在も、様々なご縁で様々なプロジェクトが進行中の、実に面白い中にいるのも事実。
自分の中に色々な人の知識や情報が入ってきて、それを、自分なりに発信して、それと呼応するように次の情報が入ってきてという感じで、自分の中をいつスースーと情報が通り抜けていくような、そういうオープンな身体をいつも保っていないといけないなあと、(鍼でコンディショニングしてきて、久々に身体が軽いこともあって)そういうことを、つくづく思う。
![]() | 身体知―カラダをちゃんと使うと幸せがやってくる (講談社プラスアルファ文庫) (2010/10/21) 内田 樹、三砂 ちづる 他 |