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明日もFMヨコハマ!

本日、FMヨコハマ「E-ne! ~ good for you ~」にて、先日のインタビューの模様がOAされました!

明日も、同じ時間にOAされる予定です。今日は、「チョウが集まる寄せ植え」の話でしたが、明日は、「ビオガーデン」の話。

最近、「ビオトープ」という言葉が、だいぶ定着してきましたが、改めて、「ビオトープ(Biotope)」」とは、ドイツ語のbio(=生命)とtope(=場所)を組み合わせた言葉で、生物たちが恒常的に生活できる空間のこと。

「ビオトープ」といわれると、何となく、池に水生植物が植えられている空間を思い浮かべるかと思いますが、もう少し詳しく説明すると、そこにメダカやプランクトンなどの動物も生息しており、たとえば、メダカは、プランクトンやボウフラを食べ、メダカのフンは植物の肥料になり、植物は酸素を供給しくれるというふうに、そこに小さな生態系ができ て、人工的に餌や酸素を供給しなくても、自然の力で生育していくことのできる、バランスのとれた状態になっている空間のことです。

biotope.jpg
本場ドイツのビオトープの様子

それを、手軽に少し大きめの鉢と水植物、メダカなどの川魚で作ってしまおう!というのが「ビオガーデン」です。夏になると、シペラス(パピルス)やカヤツリグサ科の植物などがたくさん出回るようになり、材料から楽しく選ぶことができるので、夏ならではの寄せ植えづくりが楽しめると思って、提案しました。

今回の話のポイントは、これはあくまでも「ビオトープ」であり、「メダカを飼うのではない」ということ。それぞれの動物に人為的にエサを与えなくても、それぞれが生きていける状態をつくり、また、ボウフラやコケが過剰に湧いてしまわないバランスのとれた状態をつくっていくのが目標です。

植栽をして、魚を入れてから1週間程度様子を見てみましょう。例えば、コケが増えてしまうようなら、タニシを追加したり、ボウフラやプランクトンが過剰なようだったら、タナゴなどの川魚を追加したりと、微調整を繰り返して、理想の状態にもっていく過程が楽しい!!

図鑑で調べたり、お店の詳しい人に聞いたりして、魚の組み合わせや特徴を知って、最適なバランスの状態ができたら最高だし、その試行錯誤の過程が良い学習になると思います。大人も子供も楽しめる夏休みの宿題。オススメです!

ビオガーデンの作り方の詳しい情報については、こちらもどうぞ!

テーマ : ガーデニング
ジャンル : 趣味・実用

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プロフィール

小島 理恵

Author:小島 理恵
GARDENER Q-GARDEN代表取締役
All About 「家庭菜園」ガイド
町田ひろ子インテリアアコーディネーターアカデミー 講師

庭のプランニング・施工・ケアまで一貫して手がけている。四季を通じて植物を楽しむことができるオーガニックな空間づくりが特徴。

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