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アカデミックな日々 -1

先週1週間の話。気づいたら、いつの間にか3月になっていた・・・

・2月28日 エコテスト株式会社様と、土壌分析のC社を訪問。研究者の方々と、土壌分析のメニューや、新しく開発された自動灌水システムについて伺う。

土壌分析担当の方が、「相手の方が、どのような結果を望んでおられるのかを、良くヒアリングして最適なメニューをご提案するようにしないと、まったく意味のない検査を行うことになってしまい、プロとしてとても恥ずかしいことになってしまう。」とおっしゃっていた。

検査って、依頼された項目をこなしていけば良いだけかと思っていたが、その前段階で、相手がどのようなことを望んでいるのかをきちんと把握することが重要というお話。どんな仕事も一緒だなあと思う。真摯な研究者肌の方たちとお会いし、すがすがしい気分。

・3月1日 午前中は、FGP科の授業で、東京ミッドタウンの見学。営業時間中に行うことになってしまったので、残念ながらBotanicaは見に行くことができなかったが、皆さん、各自お食事に行ってみて下さい。

午後からは、就業規則に関する打合せ。私がやらなければいけない作業は、相変わらず遅れているのだけれど、Q-GARDENの新たな就業規則もいよいよ形になってきた ・・・

・2日 横浜国立大学のH教授の研究室へ。これは、私がお世話になっている女性起業UPルームから、横浜国大のベンチャービジネスラボラトリーの方をご紹介いただいたのがきっかけ。ベンチャービジネスラボラトリーとは、ドクターになる前の研究者を、「ポスドクアントレプレナー」として迎え入れ、研究費を助成し、ゆくゆくは起業家として巣立っていくことを支援する機関とのこと。今どきの国立大学はこういうことをしているんですね。初めてお会いして、その制度のお話を伺ったとき、思わず「いいな~!」と羨ましがってしまった。

それで、この日は、ポスドクアントレプレナーOさんの所属する研究室を訪ねたという次第。横浜生まれ横浜育ちなのに、横浜国大に行くのは、初めて。全然関係ないけど、横浜駅から乗ったバスの中で、「高橋源一郎の母校だ」と気づき、なんとなく嬉しくなる。

訪ねてみると、H教授の研究室は、植物に関する遺伝子研究の最先端であった ・・・ 一見して、「数千万円はするだろうな」という検査機器がザーッと並んでいて、「スゴイね。この部屋だけで、何億円分になるんだろう?」とか、くだらないことしかコメントできない自分がちょっと悲しい。でも、ちょっとした企業のラボより相当立派なようで、「就職を希望している学生が、企業訪問に行くと、学校の方が設備が充実していると、ガッカリして帰ってくるんですよ。それが困ったことかな」と教授は笑いながらおっしゃっていた。

このような研究室と関係が持てたことだけで、自分は相当ラッキーだなと思う。Oさんにお願していることが、将来、どのような結果になるのか?気長に待ちながら、良い関係を保っていけたらいいと考えている。

テーマ : ガーデニング
ジャンル : 趣味・実用

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小島 理恵

Author:小島 理恵
GARDENER Q-GARDEN代表取締役
All About 「家庭菜園」ガイド
町田ひろ子インテリアアコーディネーターアカデミー 講師

庭のプランニング・施工・ケアまで一貫して手がけている。四季を通じて植物を楽しむことができるオーガニックな空間づくりが特徴。

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