NICOS magazine
『NICOS magazine』が届いた。
依頼を受けたのは12月で、しかも、暮れが押し迫った頃だったなあと思い出す。
私の場合、文章を書く仕事はWebの媒体からはじめたので、「印刷媒体って、こんなに時間がかかるのか」と改めて実感した。
こんな風に、数か月も先の季節を常に考えなければならない仕事って、他にもいろいろとあるけれど(ファッション業界とか)、きっと、私には出来そうもないなあと思う。庭の仕事ももちろん、次の季節のこと・数年先のことを常に考えながらやるものだけれど、それとこれとはちょっと違う気がする。今の季節を手や目や体で直接感じ取ってはじめて、次につながるという感じか・・・手では植物を切りながら、常に次の季節の姿や来年以降のことが頭の中に浮かんでいる感じといったらいいか…
今、ここで起こっていることを体で感じないと、次への想像力が生まれない。私はきっと、そんな体質なんだと思う。