Aoyama Street Green Project ~手入れ~
本日の授業の前半、30分程度を利用して、先日植栽した草花の花がら摘みを行う。「花がら摘み」という作業じたい、生まれて初めて行う生徒さんもいたようだった。講義の中で、「たとえば、1年草の花壇をつくるとすると、花がら摘みや水やりなどの作業が必要。」という話はしていたが、その作業が一体どういうものなのか、話だけでは良くわかっていなかったんだなあということを実感する。
これから、当番を決めて、みんなで順番に行うようにしようということにした。その作業をとおして、植物の季節による変化や、手入れの有無による生育の違いなどを実感してもらえると良いなと思っている。
帰りの電車の中でスウェーデン・ヘルシンボリ市の環境教育工房を訪れた時のことを思い出した。そこで伺った話のひとつに、ひとつの教材で3つのことを総合的に教えるようにしているということがあった。3つのこととは、「手」・「頭」・「心」のこと。
たとえば、大きなボダイジュのある広場に行き、その細い枝の樹皮を自分のナイフで剥いてみたり、その枝で炭を作ってみたりすることで、樹皮は、以前縄などの用途に使われていたことや、炭の作り方を学び、その炭を使って絵を描くということまでを行う。この一連のプロセスをとおして、歴史・理科・美術を同時に教えることができるというものだった。
「自然の中で学ぶとういことは、まさにそういうことなんだよな」と、改めて気付かされると同時に、ここの先生たちの力量に尊敬し、そして、この施設を利用することのできるヘルシンボリ市の子供たちが、とてもうらやましく感じられたのだった。
これから、当番を決めて、みんなで順番に行うようにしようということにした。その作業をとおして、植物の季節による変化や、手入れの有無による生育の違いなどを実感してもらえると良いなと思っている。
帰りの電車の中でスウェーデン・ヘルシンボリ市の環境教育工房を訪れた時のことを思い出した。そこで伺った話のひとつに、ひとつの教材で3つのことを総合的に教えるようにしているということがあった。3つのこととは、「手」・「頭」・「心」のこと。
たとえば、大きなボダイジュのある広場に行き、その細い枝の樹皮を自分のナイフで剥いてみたり、その枝で炭を作ってみたりすることで、樹皮は、以前縄などの用途に使われていたことや、炭の作り方を学び、その炭を使って絵を描くということまでを行う。この一連のプロセスをとおして、歴史・理科・美術を同時に教えることができるというものだった。
「自然の中で学ぶとういことは、まさにそういうことなんだよな」と、改めて気付かされると同時に、ここの先生たちの力量に尊敬し、そして、この施設を利用することのできるヘルシンボリ市の子供たちが、とてもうらやましく感じられたのだった。