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働くモチベーション

今回も、1週間ぶりの更新。

昨年末に、内閣府の「社会起業インキュベーション事業」の起業支援金をいただけることが決まってから、事務所の移転や、組織の法人化など、様々なことが急ピッチで進んでいて、通常の業務(先週は、ガーデンの定期的な手入れや、デッキのリニューアル等:これらの状況は、スタッフブログでどうぞ!) をこなしながら、これらのこともすすめて行かなければならない。

そんな中、年明け早々に手をつけたのが、「就業規則」づくり。そもそも、就業規則をつくることなど考えていなかったのだが、実は、法人化するに伴って、うまく活用できる助成金はないものかと、女性起業家仲間である阪口社会保険労務士事務所の阪口さんに相談したことがきっかけで、「就業規則」って重要なものなんだと気づかされ、あわてて準備することになった。
助成金のことを色々と相談してみると、それほど容易に利用できる助成金は無く、ちょっとがっかりもしたのだが、打合せの最後に、「小島さんは将来、どれくらいの規模の会社にしたいと思っていますか?」と聞かれ、私がどう答えようか迷っていると、「いや、会社って大抵、創業者が最初に想像した規模に落ち着くって言われていますから、なんとなく。」と、さりげなく言われて、その日の打合せは終了。その言葉がしばらく引っ掛かっていて、ずっと考えているうちに、色々なことに気づき、数日後から、就業規則づくりに着手することになった。(「規則は破るためにある!」などと言っていた頃のことを知っている友人がこのブログを読んでいたら、笑われそうであるが、まあ、そういうことも少しは考えるようになったのです・・・)

と、いうわけで、4日は、阪口さんが作成した、就業規則の第一案を読みながら打合せ。私の法律に関する知識がまったく無いということもあって、一文一文、丁寧に説明してもらいながら、質問をして、必要ならば修正をしてという作業をしていたら、午後4時にはじまった打合せが終わったのは、9時30分過ぎ・・・
阪口さんのスゴイところは、常に社員のモチベーションを上げるという観点で考えていること。「普通はこういう言い回しをすることもありますが、私は、こう書いた方が社員の方のモチベーションが上がると思います。」とか、「規制することばかり書いてしまうとバランスが悪くなるので、報奨制度やスキルアップの制度なども設けて下さい。」とか的確に指摘してくれるので助かる。

これから、会社の理念や行動指針を考えていかなければならず、色々な本を読んで、急ピッチで勉強しているところ。

お手本にしたい会社はいくつかあるけれど、

『「仕事」には「私の仕事」と「あなたの仕事」のほかに「誰の仕事でもない仕事」というものがある。そして、「誰の仕事でもない仕事は私の仕事である」という考え方をする人のことを「働くモチベーションがある人」と呼ぶのである。
〈中略〉
私が知る限り、「仕事のできる人」というのは、例外なく全員「そういう人」だからである。ビジネスの現場において、「私の仕事」と「あなたの仕事」の隙間に「誰の仕事でもない仕事」が発生する。』(『邪悪なものの鎮め方』内田樹著より引用)

「誰の仕事でもない仕事は私の仕事である」と、メンバー全員が考えて行動してくれるような組織、そして、皆がオープンマインドで気持ち良く働けるような組織にしたいなと考えている。

テーマ : ガーデニング
ジャンル : 趣味・実用

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プロフィール

小島 理恵

Author:小島 理恵
GARDENER Q-GARDEN代表取締役
All About 「家庭菜園」ガイド
町田ひろ子インテリアアコーディネーターアカデミー 講師

庭のプランニング・施工・ケアまで一貫して手がけている。四季を通じて植物を楽しむことができるオーガニックな空間づくりが特徴。

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