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8月26日 Botanica

天気:晴れ 最高気温:34.7℃ 最低気温:27.3℃

本日は古川がお届けします。
今日は二人で作業開始。

プランター1はミントの切り戻し。
蒸れてしまわないようにほぐしながら、間延びしていたり食害等で汚い葉の部分を切り戻しました。

プランター2はベルゲニア・ヒューケラ・ツワブキ・オステオスペルマムの枯れ葉整理、トウテイランの花がら摘みとグラス類の整理。
ベルゲニアやヒューケラが食害で元気がない中、ランタナが花を咲かせ続けています。
ランタナは中南米原産で暑さに強く、黄色やピンク、赤、白など花色が多くて花期が長いのが特徴です。
また、花色が徐々に変化するため和名はシチヘンゲ(七変化)と面白い名前が付いています。
場所が合えばたくさんの花を咲かせて結構大きくなります。
夏から秋の間のつなぎ役として大活躍ですね。

 
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Botanicaに咲いているのは淡い色合いのランタナ


プランター3はベルゲニア・ラムズイヤー・ラミウムの枯れ葉整理。
Botanicaの皆さんが気にかけて水やりをしてくださっているので、ラムズイヤーも新芽が出てくるのですが、暑さやら食害やらで復活できないようです。
いつも水やりありがとうございます。

プランター4はベルゲニア・アガパンサス・ヒューケラの枯れ葉整理、アンゲロニアの花がら摘み。
オブジェの後ろやラミウムの部分がどうも乾きやすいようなので集中的に水やりをしました。

プランター5はベルゲニア・ヒューケラ・ツワブキの枯れ葉整理、ルドベキア・カンナの花がら摘み、グラス類の整理、芝生地除草。
グラス類が人丈以上に高く成長し、奥の方のユーパトリウムが花を付けていました。


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まだまだ緑色のワイルドオーツとススキ


最後に全体的に水やりをして作業終了。

もうすぐ8月が終わりますが、気象庁が9月は残暑厳しいと発表したそうです。
なにやら「赤道付近の東太平洋で海水温が低下するラニーニャ現象」なるもののせいで、前半は30℃超えの真夏日が多く、平年より気温が2、3度高い状態が続くとのこと。
気温が秋以降開花の植物へどのように影響するのか心配です。



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8月19日 Botanica

天気:晴れ 最高気温:32.8℃ 最低気温:26.3℃

本日は古川がお届けします。
今日は二人で作業開始。

プランター1はフェンネル・ヤロー・ミントの切り戻し。
フェンネルは新芽の出るところの上の部分、ヤローは半分くらいに葉を残して切り戻しました。

プランター2はベルゲニア・ヒューケラ・ツワブキの枯れ葉整理、コレオプシス・ローズマリーの切り戻し、トウテイランの花がら摘み、グラス類の整理。
コレオプシスは咲いている一部を残して半分くらいに切り戻しました。
小さい可憐な花を次々と咲かせていたコレオプシスは、性質が強健で花期も長く、葉の繊細な感じも含めて合わせやすい植物だと思います。
トウテイランは一番咲きはじめの花穂のすぐ下の両脇に新しい花芽ができるので、花がらを摘むのは咲き終わった先端の花穂だけにします。
そして、茂り過ぎたグラス類を整理しました。

プランター3はベルゲニア・ラムズイヤー・ラミウムの枯れ葉整理とアンゲロニアの花がら摘み。
一部のアンゲロニアに再び花が咲き始めました。

プランター4はラミウムの枯れ葉整理、アンゲロニア・アガパンサスの花がら摘み。

プランター5はベルゲニアの枯れ葉整理とルドベキアの切り戻し、芝生地除草。
ペルシカリア'レッドドラゴン'を花後に一回り小さく切り戻しする予定でしたが、今日確認したところ、中の方に枯れこんでいる部分があったので、花後も少し様子を見ることにしました。 


IMG_2922-1.jpg    
穂が付き始めたグラス類

今日は少し暑さが和らぎましたね。
明日以降も少し雲が出るようですが、植物のためにもう少し雨が降って欲しいな~と思います。



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お盆休み

「お盆休み」といっても、自宅で仕事をしている身にとっては何も変わりはないし、7月の前半にイギリスへいってしまい、さんざん休んでしまったので、もともと休むつもりはなかったのだけれど、スタッフが来ず、急ぎのメールや電話がかかってこない土・日・月の3日間は、「今後の事業展開をじっくりと考えよう」などと考えて、友人にもエラそうに「この休日は今後のことをじっくり考えようと思っています」なぞと格好良くメールに書いたりしていた。

 しかし、今後の事業展開などというものは、「では、これから ・・・」といって改めて考えはじめるものでもないし、頭の中にあるものは、早く紙にまとめていかなければいけないのだけれど、その前に、済ませてしまわなければいけない仕事を思い出したり、これから取り掛かるプレゼンテーションに関する資料を斜め読みしまくったり、それに飽きると、平松洋子さんや東海林さだおさんのエッセイを、唾を飲み込みながら読んだり(これがもっとも休日らしい過ごし方だなあ ・・・)しているうちに、いつもの休日のごとく、あっという間に時間が過ぎてしまった。ああ ・・・

 「少しは何かを形に残さなければ」と焦って、これも、いつもの休日の終盤のパターンで、PCの脇に積んであった、読み終わった本の気になっていた部分を抜き書きする。と、いうことで、その中からいくつか・・・

最近、何かと話題の内田樹氏の『日本辺境論』より
―学びは学んだ後になって初めて自分が学んだことの意味や有用性について語れるようになるという順逆が転倒したかたちで構造化されています。私たちが学ぶのは、学ぶとどんな「いいこと」があるかが確実に予見されているからではありません。学ぶことによって、学ぶ前にはそのようなものがこの世に存在することさえ知らなかった「いいこと」が事後的に私たちの知に登録されてゆくのです。―

『自分をいかして生きる』西村 佳哲著より
―学習とは、体験を一度抽象化して、他の物事にも適用できるようになることだ。つまり真似というより、いきなり応用問題に入る。―

『本質を見抜く力』環境・食料・エネルギーでの、養老孟司氏の言葉。
―いまの日本の教育は「見る目」を養おうとしない。逆立ちしているんですよ。先ほど言ったように、先に正しいやり方があり、正しい文字があり、正しい発音があると思っている。これでは話が逆です。あるのは受け取る側の正しい聞き方であり、正しい読み方であり、正しい見方なのだから。―

こうしてみると、この数カ月間「学び」が気になっていたんだなということが改めてわかる。昨年の10月以来、町田アカデミーで「福祉ガーデニングプランナー科」の副担任を仰せつかって以来、「仕事」・「学び」について考えることが多くなった。これは、生徒の皆さんが真剣に考え、悩んでいることが、私にも波及しているということかな?と思う。

最近、「どの時点でこの仕事に就こうと決めたのですか?」とか、「高校生の時点でこの仕事に就こうと考えていたのですね」といったことをよく聞かれる。その質問に対して、いつもよく答えられなくて困る。カッコ悪いし、良い回答を期待されていた方には、ガッカリされてしまう ・・・

大学を決める時点では、「造園業」という職種があるということさえも知らなかったし、就職活動をする段階では、「造園会社と役所だけはイヤだ」と言っていたのに、結局、造園会社に入社させていただき、今の自分がある。だから、どの時点でも「この仕事に就こう」と考えたことはないのだけれど、飽きずに続いていて、その辺のところが自分でもよくわかっていないのだ。そんな講師では、頼りなくて申し訳ないけれど、仕方がない。

 講師の仕事に迷った時は、この言葉を思い出して自分を励ますことにしている。

―技術には無限の段階があり、完璧な技術というものに人間は決して到達することができない。プロはどの道の人でも、必ずそのことをまず第一に教えます。
 では、どうしてそれにもかかわらず、プロを目指す人は後を絶たないのか?
 それは完璧な技術に到達しえない仕方が一人一人違うからです。―(『先生はえらい』 内田樹著より)

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プロフィール

小島 理恵

Author:小島 理恵
GARDENER Q-GARDEN代表取締役
All About 「家庭菜園」ガイド
町田ひろ子インテリアアコーディネーターアカデミー 講師

庭のプランニング・施工・ケアまで一貫して手がけている。四季を通じて植物を楽しむことができるオーガニックな空間づくりが特徴。

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