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Kさんの山の家

一昨日、久々にM.K. さんの山の家にお邪魔した。

5時に家を出発したおかげで、大した渋滞にも巻き込まれず、河口湖I.C.に到着。少し休憩をしてから、富士山に向かって登っていく。天気は快晴。富士山があまりにもきれいだったので、信号待ちの車の中から、写真を撮ってみる。
 
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5月の初旬は、都心では「初夏」といっても良い時期だけれど、この山の家では、ようやく春になったという雰囲気。毎年、ゴールデンウィークは、オープンガーデンに向けての草花の植え込みや、畑の準備など、庭作業に忙しい時期。現地に到着して、早速、お手伝いをする。

とはいえ、この場所のせいなのか?オーナーのなせるワザなのか?
ここでは、いつも、まったく慌ただしい雰囲気にならない。

早春の庭は、様々な球根や宿根草が芽を出し始めていて、歩きまわっているだけでも、ワクワクしてくる。「この苗、どこに植えよう?」と、植え込む場所を考えつつ庭を歩いていると、かわいい芽や花と目があって、思わず、「かわいいな~」と言いつつ、しゃがみ込んで眺めてしまう ・・・ そんなことの繰り返しながら、のんびりと庭作業が進んでいく感じ。

そんな、目のあった植物をいくつか。

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ルバーブの銅葉種(品種名:不明)

以前、国際バラとガーデニングショーで、出展させていただいた際に使用した苗を移植したもの。
数年経って、以前よりも、発色がかなり鮮やかになっていて、この場所にすごく合っているんだなと実感。

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ユーフォルビア ‘クラリスハワード ’

日陰の落ち葉の中から顔を出していた。新芽と花のコントラストが美しい。だいぶ増えてきたので、「株分けして、もう少し日向に植えて増やすと良いね」と言いつつ、その時は、良い場所が思いつかなかったのだけれど、道路沿いの石垣に移植すると良いかもしれない。

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プリムラ‘ビクトリアンシェード’

個人的には、こういうものに、どうしても目が行ってしまう … かわいいなあ ・・・

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アネモネ ラヌクロイデス

イギリスでは「バターカップアネモネ」と言われているらしい。いかにも「キンポウゲ科」という感じの花。

関係ないけれど、一緒に作業していたもう一人のKさんが、アネモネ シルベストリスの根っこを、「もう、これ増えすぎるんだから!」と言いながら、一生懸命引っこ抜いていた。私、それ、好きなんだけどな~
ガーデンのキャリアが長くなってくると、生育が旺盛で良く増える品種は、最初は「丈夫でいいね」と言われていても、やがては嫌われる運命にあるらしい・・・

夕方には帰る予定だったのだけれど、「どうせ、この時間に帰っても、渋滞にハマるだけだから、明日の朝に帰りなさい。」と言われるままに、泊まらせていただいてしまった・・・
いつも、お手伝いをしているんだか、ご飯をごちそうになりにいっているんだかわからないような状態になってしまうのだけれど、今回もまた、そうなってしまった。

のんびりと、早春を満喫させていただいてありがとうございました!
また、遊びに行かせてください!

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テーマ : ガーデニング
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プロフィール

小島 理恵

Author:小島 理恵
GARDENER Q-GARDEN代表取締役
All About 「家庭菜園」ガイド
町田ひろ子インテリアアコーディネーターアカデミー 講師

庭のプランニング・施工・ケアまで一貫して手がけている。四季を通じて植物を楽しむことができるオーガニックな空間づくりが特徴。

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