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マリさんのアート写真レッスン

夕方から、ウチの事務所にて、アート写真家松木マリさんによる写真レッスン。参加者は、ハマの観光翻訳者Sさん・タミーズ・ハートトリップのUさん・アシスタントのF・私の4人。

まずは、日本ではなじみの薄い「アート写真」とは何か?という話から。ごく簡単に要約してしまうと、そこにあるものを「きれいに撮る」のではなく、「自分が表現したいように撮る」のがアート写真とのこと。

なにはともあれ、カメラの基本性能がわかっていなければ、思うようには撮れないということで、それぞれのカメラの性能やクセをチェック。

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あやしい集会のように見えるけれど、これは、「ホワイトバランス」についてお勉強しているところ。自分のカメラで、いろいろと設定を変えて撮影しながら、自分の好きなホワイトバランスを探していく。お勉強の場に、ティーカップとお菓子が並んでいるのは、スウェーデン流。

今年の2月に行ったスウェーデンで学んできたことのひとつに、「おいしいお茶とお菓子を食べながら勉強すると脳の印象に残る」ということがある。日本では、食べながら何かをやると不真面目と思われがちだけれど、スウェーデンでは、プレゼンテーションを聞くとき、ディスカッションをするとき、必ずお菓子とお茶が供された。最初は、「ずいぶんサービスがいいな~」などと、外国人来訪者に対してのサービスかと思いこんでいたが、見学に来る学生達にも同じようにすると聞いて、びっくり。さらに、「おいしいものと一緒に学ぶと印象に残るから良いのだ」という、きちんとした理由があることも知り、なるほど~と納得。それ以来、なるべく実践しようとしているのだ。余談だけれど、自分が受け持っている町田アカデミーの授業でも、そのうち実践できるようになるといいなと思う。

自分のカメラの基本性能をおさえたところで、最後にアート写真に挑戦。「パターン」というテーマで、身近なパターンを探して撮ってみる。

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パターン??これじゃ、単なるクッキーの写真だな・・・
アート写真への道は、まだまだ続く。

ガーデンビジネス

昨日は、町田アカデミーで、「ガーデンビジネス1」という講義を行う。
先週から始まった、「福祉ガーデニングプランナー科」の、私が担当する初めての授業。準備期間が短い中、どんなことを伝えようか?なかなか決まらずにいたのだが、「ガーデンビジネス」という講義は、他の先生が担当する講義がまだ数回あるし、私は「私が大事だと思っていることを伝えればいいや」と腹をくくって、大急ぎで資料の準備をしてきた。

まずは、ひと口に「ガーデンビジネス」・「グリーンビジネス」といっても、種苗会社や生産関連の会社、流通関係、設計・施工・管理関係など、多岐にわたるのだということを伝える。

そのうえで、私がこの仕事をしていく上で大事だと思っていることを、事例を交えながら伝えていく。私が大事だと思っている三つのこと、それは、

 「植物に関する知識」
 「質問力」 
 「想像力」

「質問力」。自分が必要な情報を聞き出すことの重要性は、どんな仕事でも共通することだけれど、これが意外に難しい。そして「想像力」。これには二つの意味があって、一つは、相手がどんなことを要求しているのか?想像できる力。二つめは、ガーデンの四季の変化や経年変化を想像できるようになること。これは、「とにかく毎日植物を見続けるしかない」としか言いようがない。

講義の後のワークショップで、自分が必要な情報を聞き出すこと。そして、その細かいニュアンスを相手と共有することが、意外に難しいということを体験してもらう。でも、生徒の皆さんは、楽しそう。安心した。

今日の午前中は、初めての実習。残念ながら冷たい雨が降る中、除草と清掃作業を行う。今までのクラスになく、男性が多いので力仕事もスムーズに進み、女性陣は大助かり!これから、実習を重ねていく中で、うまく役割分担ができていきそうな予感。

テーマ : ガーデニング
ジャンル : 趣味・実用

11月13日 Botanica

天気:くもり午後から雨の予報  月齢:25.9
久々の激しい雨で延期になってしまった、11日に予定していた作業を行う。
東京ミッドタウンのクリスマスイルミネーション開始に合わせて、夏の草花から冬の草花への植え替え作業を、Y氏・Tさん・私の3人で。

[植栽内容]
 ・ガーデンシクラメン … 1ケース
 ・カレンデュラ‘冬知らず’ … 1ケース
 ・サントリナ … 2ポット

夏場のコガネムシの大発生を受けて、相変わらず、ネキリムシをたくさん見かける。
   → 気になる部分にデナポン散布

[その他の作業]
 ・増えすぎた部分のベルゲニアを株分け  →  一部移植
 ・増えすぎたロマンドラの整理
 ・宿根草の切り戻し   等

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枯れはじめたグラス類とビデンスの組み合わせが美しい。

花が咲いているものと、枯れかかっているものであっても、自然の中で同じ季節に存在しているもの同士は、美しい組み合わせになるのだなと実感。

 

レストラン Botanica




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プロフィール

小島 理恵

Author:小島 理恵
GARDENER Q-GARDEN代表取締役
All About 「家庭菜園」ガイド
町田ひろ子インテリアアコーディネーターアカデミー 講師

庭のプランニング・施工・ケアまで一貫して手がけている。四季を通じて植物を楽しむことができるオーガニックな空間づくりが特徴。

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