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ガーデンケア T様邸

天気:雨が降ったりやんだり  月齢:10.3
9:15頃から Fさんと2人で作業開始。

花が終わった宿根草の切り戻しと、雑草取りをひたすら行う。
その他、
 ・セイヨウバクチノキの生け垣を低めに刈りそろえる
 ・オリーブ・フェイジョア・カラタネオガタマの軽剪定
 ・バラの枝を、軽く整える
 ・タカノハススキをひとまわり小さくする   等

■レイズドベッドとプランターに植えた植物:ネメシア‘タニストレーサー’(2)・プチダリア‘アプリコット’(3)・ガーデンシクラメン(3+4)
■レイズドベッド(日陰のアプローチ沿い):ガーデンシクラメン(8)・プリムラ デンテキュラータ‘パープル’(2)・プリムラ デンテキュラータ‘アルバ’(1)
■植栽部分に植えた植物:ペンステモン‘ブルーバックル’(2)・ジギタリス‘ピンクシャンパン’(3)

市場で、9月からガーデンシクラメンを目にするようになって数年経つが、今年はまた一段と、出荷が増えているように思う。それに引き換え、他の品種が減ってきているのではないかと感じる。
2年前のこの時期、知り合いの仲卸の人にガーデンシクラメンを勧められ、「9月から植えたくないよ」と言って抵抗していたのだが、「早い時期から植えると、年明けにものすごい大株になって、花つきがよくなるよ。ダマされたと思って、1ケース植えてみてよ。」と言われ、本当にダマされたつもりで、ある現場で使ってみたことがある。3月頃、春の草花への植え替えの際に、調べてみたら、11月中旬頃に植えたものよりも2倍くらい大きくなり、すごくしっかりとした株になっていて、あまりのもったいなさに、抜き取った株を、作業していたスタッフが皆、持ち帰ったほどだった。

その経験があるので、今回もシクラメンを植えてしまったのだが、でも本当は、「まだ、植えたくないな」と思っている。
今の季節以外でも、「売れやすい植物」や「花が長持ちする植物」が市場に増えてきて、それ以外の品種が淘汰されてきているように感じる。売れやすさや生産コストなど、生産者・流通業者側の様々な要素があるのだとは思うが、買う側にとっては、もっと、選択肢が増えたほうが、ハッピーなはずなのにと思う。

雨が降っていたので、薬剤散布は後日行うことに。
雨が降っていて、早い時間から暗くなってしまったので、写真もナシ。

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ジャンル : 趣味・実用

9月24日 Botanica

天気:晴れ  月齢:5.3
8:00より、2名で作業開始。

まず、薬剤散布(アルム凛1000倍・木酢液500倍…15リットル)
そして、芝刈り。今期最後の芝刈り。冬場の手入れ(目土やエアレーション等)を、どんな風にしようかと考えながら、芝刈り機を動かす。

今年の9月は、本当に雨が少なかったと思う。カラッと晴れた日が多かったおかげで、外での作業は快適だった。病害虫の心配もほとんどなくなり、心配なのは、ネキリムシだけという状況。

21b.jpg

 芝刈りが済んで秋の風情が一層深まった。

21a.jpg
涼しくなって、モクビャッコウがきれいなシルバー色をしてきた。

作業の後、北青山アパートの状況をチェックしに寄り、次の現場へ。


Botanica (ボタニカ)


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町田アカデミー 実習

今日は、町田アカデミーガーデニングプランナー科B・Cクラス合同の実習の日。台風がうまく逸れてくれたようで、予想していたよりも悪くない天気となった。

都営青山北アパート自治会の皆様のご厚意により、今回、学校からすぐ近くの敷地を一部お借りして小さなコミュニティー花壇をつくる。7月の実習で既存植物の移植・雑草等の撤去・測量を行い、それをもとにCクラスのみんなで花壇のデザインを決め、今回、それを施工するというもの。

花壇デザイン決定までの経緯は、以下の通り。この敷地の条件等を説明したうえで、「この場所で、新たなコミュニケーションが生まれるような花壇をデザインすること」という課題を出した。数週間後、それぞれが持ち寄った案を、話し合いによって、ひとつの案に絞ってもらった。そうして選出されたのが、Uさんの「Blue Island」という案。その案をもとに、予算などの条件に合わせて、修正を加え、今回の実施設計とした。

雑草の撤去・整地・レンガ割り・目ぐしの製作など、一通りの準備作業のあと、ペイブメントの位置出しと、あるものの造作に取りかかる。

19a.jpg



この段階でお昼休み。さて、このあと、どんなものが出来上がってくるのか??

19b.jpg



仕上げの植栽作業の様子。先ほどのむくむくと盛り上がっていた土は、イルカの下地でした!

19c.jpg

 
シルバー系のグラス類で波を、丸いトピアリーで水しぶきを表現。その他、ブルーを主体とした宿根草類で構成。植物が充実してくる来年の春あたりが楽しみ!

イルカというアイテムがあったことで、生徒さんはもとより、講師陣もいつになく楽しまれているようだった。つくってみて気がついたのだが、この花壇には、実は、いろいろな要素が詰まっていて、レンガの土ぎめのしかたや、円の描き方、曲面に芝生を張る方法など、結果的にいろいろな施工方法をを実習することができてよかったと思う。

図面の段階では、「本当にこんな風にできるの?」と疑っていた(と、いうか、「できるよ!」と平然と言い放っていた私が疑われていた・・・)生徒さんもいたようだが、「思った以上に良くできた!」と、皆、一応満足な様子でホッとした。

今後、水やりなどの管理、花がら摘みや剪定など、授業に活かしつつ、住民の方たちに愛される花壇になっていくといいなと思っている。

花壇の場所はこちら。
大きな地図で見る





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プロフィール

小島 理恵

Author:小島 理恵
GARDENER Q-GARDEN代表取締役
All About 「家庭菜園」ガイド
町田ひろ子インテリアアコーディネーターアカデミー 講師

庭のプランニング・施工・ケアまで一貫して手がけている。四季を通じて植物を楽しむことができるオーガニックな空間づくりが特徴。

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