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7月22日 自由が丘ISIS

天気:晴れ  最高気温:36.1℃ 最低気温:27.6℃  月齢:10.3
8時より3名で作業開始。

時差ボケの残る体に、連日の猛暑と熱帯夜で、バテ気味 …
今日も、熱中症に注意しながら作業しなければいけない。 まず、スタッフにスポーツドリンクを配布してから作業を開始する。

今月から、毎月1回、定期的に軽作業と全体のチェックに伺えることになり、その、第1回目の作業なので、スタッフに注意点などを説明しながら、草花の切り戻しや薬剤散布を行う。

毎週、花柄摘みなどの作業が行える現場と、月に1度の現場、さらに、年間数回しか作業しない現場では、たとえ、植栽内容が一緒だったとしても、作業内容が違ってくる。

一番難しいのは、草花類の剪定の強度やタイミングで、毎週作業を行っているいる現場では、花柄を取り、なんとなく軽く切り戻しておけば、大抵の植物はそれなりにきれいな状態に保てるので、それほど、知識や技術を必要としない。しかし、月に1度しか入らない現場では、今咲いている花を、多少切り落としてしまったとしても、あえて、強めに切り戻しておいた方が、かえって、その草花の株を充実させ、花数を増やすことができたり、花期をより永く保ったりすることができることもあるので、それぞれの植物の状態に合わせて、剪定のしかたを変えなければならない。

経験を積んでいけば、ひとつひとつの植物に関して、「この花は、深く切り戻しておかないと、間延びしてしまってカッコ悪くなってしまう」とか、「今、切り戻しておけば、秋にもう一度花が咲いてくれる」といったことを、自動的に手が判断して動いてしまうようになってくるのだが、「今咲いている花を切ってしまって、もう、咲かなかったりしたらどうしよう … 」などと迷っていると、手が止まってしまって、いつまでたっても終わらなくなってしまう …

今回は、猛暑に備えて、今、花が咲いている季節の草花もあえて強めに剪定し、全体的にスッキリと株間を空けるよう作業を行った。


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光が強すぎて、写真の色も、なんだか変な感じになってしまった …  

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グンバイムシがついてしまっていたビブルナム・ティヌスには、アーリーセーフ(300倍)を散布 。
蒸れそうな部分の宿根草と、ワビスケやサザンカを中心に、アルム凛・木酢液(それぞれ500倍)を散布 。
ヨトウムシ・ネキリムシが気になる部分にデナポンを散布して、11時頃、作業終了。

自由が丘 カフェ・ド・イシス

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テーマ : ガーデニング
ジャンル : 趣味・実用



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ガーデンケア T様邸 ~続き~

9月29日の作業の続きの薬剤散布に伺う。
先週は台風ウィークで、その後、連休が入ってしまったため、ようやく今日、作業に伺うことができた。
■薬剤散布:木酢液1000倍・スピノエース2500倍・クロロゲン黄500倍:…5リットル

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ホトトギス2種

約2週間ぶりに来てみると、植え替えた草花の一番花がちょうど終わっている時期だったので、終わった花を切り戻す。こうして、一度手入れの作業に入ってから、1~2週間後にもう一度軽く作業に入ると、前回の作業の確認と、花がら摘みができ、植えた花を、より長く保たせることができて、いいかもしれないと思う。


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前回植えたレックス・ベコニア(インド原産)が、きれいに大きく育っている。最近の夏の東京は、こういう、熱帯原産の植物の方が、日本原産の草花よりも調子よく育つようになってきている。こういう、調子良く育っているものは、抜きづらいのでそのまま残して、空いた部分に秋の花ものを植えようとすると、レックスベゴニアとシクラメンが同居するという、不思議な光景が出来上がってしまう・・・自分でやっていることながら、なんだか複雑な気分だ。

植物の歳時記を自分なりに組みなおさなければいけない時期に来ているのかもしれない。10年前と今とでは、気候がずいぶん変わっているし、市場に出荷されている植物の、品種やタイミングもどんどん変わってきている。それが全て良い方に変化しているとは思えないのだが・・・

気候の変化に伴って、病害虫の出方も変化してきしているし・・・

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ガーデンケア T様邸

天気:雨が降ったりやんだり  月齢:10.3
9:15頃から Fさんと2人で作業開始。

花が終わった宿根草の切り戻しと、雑草取りをひたすら行う。
その他、
 ・セイヨウバクチノキの生け垣を低めに刈りそろえる
 ・オリーブ・フェイジョア・カラタネオガタマの軽剪定
 ・バラの枝を、軽く整える
 ・タカノハススキをひとまわり小さくする   等

■レイズドベッドとプランターに植えた植物:ネメシア‘タニストレーサー’(2)・プチダリア‘アプリコット’(3)・ガーデンシクラメン(3+4)
■レイズドベッド(日陰のアプローチ沿い):ガーデンシクラメン(8)・プリムラ デンテキュラータ‘パープル’(2)・プリムラ デンテキュラータ‘アルバ’(1)
■植栽部分に植えた植物:ペンステモン‘ブルーバックル’(2)・ジギタリス‘ピンクシャンパン’(3)

市場で、9月からガーデンシクラメンを目にするようになって数年経つが、今年はまた一段と、出荷が増えているように思う。それに引き換え、他の品種が減ってきているのではないかと感じる。
2年前のこの時期、知り合いの仲卸の人にガーデンシクラメンを勧められ、「9月から植えたくないよ」と言って抵抗していたのだが、「早い時期から植えると、年明けにものすごい大株になって、花つきがよくなるよ。ダマされたと思って、1ケース植えてみてよ。」と言われ、本当にダマされたつもりで、ある現場で使ってみたことがある。3月頃、春の草花への植え替えの際に、調べてみたら、11月中旬頃に植えたものよりも2倍くらい大きくなり、すごくしっかりとした株になっていて、あまりのもったいなさに、抜き取った株を、作業していたスタッフが皆、持ち帰ったほどだった。

その経験があるので、今回もシクラメンを植えてしまったのだが、でも本当は、「まだ、植えたくないな」と思っている。
今の季節以外でも、「売れやすい植物」や「花が長持ちする植物」が市場に増えてきて、それ以外の品種が淘汰されてきているように感じる。売れやすさや生産コストなど、生産者・流通業者側の様々な要素があるのだとは思うが、買う側にとっては、もっと、選択肢が増えたほうが、ハッピーなはずなのにと思う。

雨が降っていたので、薬剤散布は後日行うことに。
雨が降っていて、早い時間から暗くなってしまったので、写真もナシ。

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ガーデンケア Y様邸

天気:晴れ
作業時間:9:00~11:30

■レイズドベッドに植えた植物:エンジェルラベンダー(3)・トレニア(1)
■植栽地に植え足した植物:ツルバキア‘シルバーレース’(3)・〈日向の部分に〉エンジェルラベンダー(1)
■薬剤散布:木酢液250倍・ローズディフェンス1000倍(3リットル)

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まず、ブルーアイスの手入れから。新芽がぴょんぴょん出ていて、それがかわいかったので、刈り込みばさみを使わないで、新芽を活かしつつ、間を透かすように剪定し、ボリュームを減らす。ブルーアイスは、コニファーの中では葉がやわらかい方なので、円錐型にきっちりと刈り込むよりも、この切り方の方が、この木の良さが活かせるかもしれない。

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今朝、お施主様と挨拶をすると、まず、「今年は、どの植物も調子がいい。」ととても嬉しそうに報告された。「手入れの仕方を変えたの?」とも聞かれたが、特にそういうわけではない。


どうやら、このお宅の前の建物が建て替えられたおかげで、この庭の中に、風の通り道ができたようだ。住宅が密集している都心に位置し、中庭を中心としたプランのこの現場では、日陰に強い植物さえもあまり生育が良くなく、試行錯誤を繰り返してきていた。でも、周囲の建物によって、風の向きが変わったことで、植物の生育が良くなっているようだ。


風通しが、植物の生育に大きな影響を及ぼすことを実感。

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ガーデンケアT様邸

天気:晴れ
今日は「夏日になる」という予想で、風はさわやかだが、朝からすでに暑い。

■レイズドベッドとプランターに植えた植物:マルバストラム(4)・ニューギニアインパチェンス(4)・インパチェンス(八重)(10)・エンジェルラベンダー(4)・ビンカ‘虹の架け橋’(4)・トレニア白(2)・プルンバーゴ(1)・デュランタ(黄斑)(3)
■植栽部分に植えた植物:エンジェルラベンダー(2)・カンパニュラ パーシフォリア(3)
■薬剤散布:ローズディフェンス1000倍・木酢液250倍 15リットル
■作業:除草や宿根草の切り戻し。バラの枝を整え直す。生垣の刈り込み・ミツバツツジの剪定等。高木は、和風庭園を手入れされている業者さんが、すでに剪定してくれてあった。

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バラやシャクヤクがひととおり咲き終わり、宿根草が咲きはじめている。
今年、他の現場ではGW前に咲き終わってしまっていたジャーマンアイリスが、ここではまだ、咲いている。毎年、この季節に手入れの作業をしに来ているが、ジャーマンアイリスが咲いている状態を目にするのは、初めて。
ガーデン内の数ヶ所にあるアスチルベは、玄関脇の白花→レイズドベッド脇の白花→通路沿いのピンク花と、いつもと同じ順番で咲いていきそうだ。昨年植えたインカビレアの株が大きくなり、花をつけはじめている。思っていたより丈夫そうな多年草。

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〈ジャーマンアイリスとホスタ・イカリソウ〉


ここでは、イングリッシュローズ3種とオールドローズ1種を2年前から植えている。3月の作業以来、特に薬剤散布などはしていないが、虫喰い跡のある葉が数枚あるだけで、病虫害の目立った被害はない。冬の施肥の際に一緒に入れたニームケーキが効いているようだ。

私+Tさんの2人。丁寧に作業をして、16:00頃終了。

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プロフィール

小島 理恵

Author:小島 理恵
GARDENER Q-GARDEN代表取締役
All About 「家庭菜園」ガイド
町田ひろ子インテリアアコーディネーターアカデミー 講師

庭のプランニング・施工・ケアまで一貫して手がけている。四季を通じて植物を楽しむことができるオーガニックな空間づくりが特徴。

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